焼き肉店「島焼肉ナーザトゥ」が11月22日、名護市宮里にオープンした。

「島焼肉ナーザトゥ」が提供する料理

　11月16日に閉店した「鰻の成瀬 名護店」跡で、運営は引き続き自動車販売店「宇根自動車」（本部町東）が行う。店舗面積は24坪。席数は、カウンター席5席、テーブル席35席、半個室7部屋。最大20人の団体にも対応する。

　沖縄県産和牛肉をメインに、あぐー豚や沖縄県北部で親しまれる親鳥「ハイケイ」など県産食材を中心に提供する。宇根真一社長は「観光客や地元の県外出身者をターゲットに、焼き肉で沖縄の食を感じてもらえるようにした」と話す。

　メニューは、県産和牛の「サーロイン」（3,200円）、「中落ちカルビ」（1,400円）、「ハラミ」（1,500円）をはじめ、「あぐー豚バラ」「あぐー豚ロース」（1,000円）、「あぐーソーセージ」（800円）、「やんばるハイケイ」（550円）、焼き台で作る「県産豚の究極レバニラ」（800円）、モズクや島ラッキョウ、ゴーヤなどのキムチを盛り合わせた「キムチ盛り合わせ」（1,000円）、「にんじんしりしりサラダ」（900円）、「山羊刺し身」（1,500円）、「あぐー豚握り寿司」（900円）など約30種類。客単価は5,000～6,000円。

　宇根社長は「前店舗の運営を経て、飲食業は自社の独自店舗として運営し続けたいと思った。この一年で出合った料理人や関係者との縁が、自分の背中を押した。地元内外の人に気軽に使ってほしい」と話す。

　営業時間は18時30分～23時。