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名護・大北にしゃぶしゃぶ専門店「ちゃぁぶ~」 北谷発、県内4店舗目

皮付きの豚バラ肉を中心に盛り付け、「パイナップルポークあぐー」を付ける「ちゃぁぶ~贅沢コース」。独自開発したという和風のカツオベースのだしで食べる

皮付きの豚バラ肉を中心に盛り付け、「パイナップルポークあぐー」を付ける「ちゃぁぶ~贅沢コース」。独自開発したという和風のカツオベースのだしで食べる

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 あぐー豚しゃぶしゃぶ専門店「ちゃぁぶ~名護店」(名護市大北、TEL 098-043-7885)が4月25日、オープンした。

名護・大北の「ちゃぁぶ~」店内

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 運営は北谷町や那覇市内で飲食店を展開する「鱗咲(リンファー)」(北谷町桑江)。「ちゃぁぶ~」は同社が展開するしゃぶしゃぶ業態で、北谷町、那覇市、読谷村に次ぐ4店舗目の出店となる。

 店内には伝統工芸品・紅型(びんがた)のタペストリーを使う。ミンサー柄のデザインをあしらうほか、沖縄の風景の絵画を掲げるなど、沖縄らしさを取り入れた。席数は62席で、テーブル席・半個室席・掘りごたつ席を備える。

 提供するのは、ブランド豚「パイナップルポークあぐー」や県産ブランド豚のしゃぶしゃぶで、和風のカツオベースのだしで用意。コースで提供する。メニューは「パイナップルポークあぐー」を付ける「ちゃぁぶ~贅沢(ぜいたく)コース」(3,980円)と、あぐー豚の赤身肉を付ける「ちゃぁぶ~セット」(2,980円)で、いずれもキャベツや島野菜、島豆腐、もずくが付く。

 一品料理は、「島らっきょうの浅漬け」(580円)や「海ぶどう」(450円)、「某ブランド豚三枚肉の煮つけ」(660円)、「ジーマミー豆腐」(380円)など沖縄料理9種類をそろえる。

 出店の経緯について、マネジャーの津嘉山愛里さんは「これまで沖縄本島・中部エリアを中心に展開してきたが、インバウンド需要や観光客の増加、7月のテーマパーク開業を背景に初めて北部に出店することにした。名護観光の帰り道に立ち寄ってもらえるような店づくりを意識した」と話す。

 オープンから約3週間がたった。津嘉山さんは「親子連れを中心に地元の人や観光客などが目立ち、週末を中心に混み合う。メニュー構成をシンプルにしたことで、短時間でも満足してもらえるようにした。特に、皮つきの豚バラ肉は珍しいので注目してもらえたら」と呼びかける。

 営業時間は17時30分~23時。水曜定休。

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