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名護・アグリパークにドッグラン 開設1カ月、回遊性向上で「反響上々」

アグリパークに新設したドッグラン

アグリパークに新設したドッグラン

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 なごアグリパーク(名護市名護)内にドッグランがオープンして1カ月がたった。

なごアグリパークで販売する犬用のおやつ

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 園内の芝生スペースを拡張し、約100坪の広さにリードを外して遊べるドッグランを整備した。昨夏から計画を進め、スタッフが芝生張りなどを手作業で行って整備。テント1張、パラソル2基の合わせて6席を設け、飼い主もゆったり過ごせるようにした。

 きっかけは、犬連れで訪れる来園者が多く、散歩目的の利用が目立っていたこと。園長の横山憲一郎さんは「市内の来園者から『愛犬と過ごすため、ドッグランを目的に中南部まで通っているので、近くにあれば助かる』という声もあった」と話す。北部地域にはドッグランが少ないことも後押しとなったという。

 利用対象は小型犬から体重12キロ程度までの犬で、利用料は1匹300円。利用はマルシェ棟「アグリストア」で受け付け、当日中は何度でも再入場が可能。時間制限は設けない。

  オープンから1カ月の様子について、横山さんは「天気の良い週末は10組以上の利用がある。7割が市内から、3割が宜野湾市やうるま市など中部からの来場で、会員登録の頭数も140頭を超えた。予想よりも反響は上々」と話す。

 園内の滞在時間は2~3時間と長く、ドッグランで遊んで園内のレストランで昼食を取ったり買い物をしたりして、再びドッグランで遊ぶという利用者が多く、施設全体の回遊性の向上や売り上げ増加にもつながっているという。

 横山さんは「アグリパークがリニューアルして1年という節目のタイミングで新たなコンテンツとして設けることになった。地域への貢献にもつながり、新たな利用シーンとして来園してもらえたら。にぎわいを創出していきたい」と話す。

 ドッグランの営業時間は11時~16時。木曜定休。

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