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大宜見で「アニメワークショップ」 講師は「キン肉マン」など白土武監督

「イラストを描いたり動物と触れ合ったりしてのびのび楽しんでほしい」と話す白土武監督(右)と山城建設の山城昇会長(左)

「イラストを描いたり動物と触れ合ったりしてのびのび楽しんでほしい」と話す白土武監督(右)と山城建設の山城昇会長(左)

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 ワークショップイベント「アニメワークショップ&動物ふれあい体験」が7月27日、大宜味村の山城建設(大宜味村白浜)で行われる。

白土武監督が講師となり子どもたちにアニメの楽しさを伝える

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 テレビ・劇場アニメ「キン肉マン」「ルパン三世」などの作品を手がけてきた白土武監督が中心となり開く同イベント。主催は「MIRAIアニメプロジェクト」(那覇市前島2)。白土監督から子どもたちへアニメの楽しさを伝えることを目的に活動する。那覇市や沖縄県内のほか、関西や関東でもイラストをテーマにしたワークショップを実施しており、毎回約80人が参加しているという。北部エリアでの開催は今回が初。今同プロジェクトの活動に賛同した山城建設を会場に行う。

 当日は、白土監督がアニメーション制作やイラストの描き方に関する講座を行う。受講者にはやんばるの自然や生き物、山城建設で飼育されているヤギなどの動物、自分の好きな物など自由な題材でイラストを描いてもらう。希望者には描いた絵をその場で缶バッジにして進呈する。昼食にはカレーを用意する。

 「この活動の始まりは、数年前に那覇の子ども食堂で行ったお絵描きワークショップ。子どもたちがとても生き生きとしていた。もっと多くの子どもたちに絵を描く楽しさを届け自分の隠れた才能に気づいてもらいたいと思った。今回は、やんばるの自然の中で、北部の子どもたちにものびのびと描いてもらいたいと企画した」と白土監督。「普段は怖がられているハブも、デフォルメしてイラストにすればかわいくなる。ヤンバルクイナなどの希少動物が暮らすやんばるの森の中で描く絵は都市部とは違った表現になるのではと、子どもたちの発想力に期待している」と話す。「いたずら描きでも構わないし、しっかりとした絵を描いてみてもいい。とにかく何かを描いてみてほしい。やんばるの子どもたちがどんな絵を描くのか楽しみ。その中から才能を一緒に見つけて育てていけたら」とも。

 12時開講。参加無料。事前申し込みが必要。定員40人。

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