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名護・屋我地の「マーコカフェ」が1周年 モーニング&ランチタイム営業

シンボルツリーである「ホルトノキ」を囲むように、コンテナ3台を設置して店舗を作った

シンボルツリーである「ホルトノキ」を囲むように、コンテナ3台を設置して店舗を作った

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 名護・屋我地のカフェ「MAACO CAFE(マーコカフェ)」(名護市済井出、TEL 080‐6046‐5407)が6月30日、オープン1周年を迎える。

「マーコカフェ」で提供する「グリルチキンサラダ」

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 2年前に関東から移住した林恵美さんと夫の弘典さん、恵美さんの姉・田中裕子さんで運営する同店。店舗敷地内の庭のシンボルツリーという「ホルトノキ」の大木を囲むように、コンテナを3台設置する。席数は、テーブル席20席、テラス席6席。

 恵美さんは「家族がそれぞれ関東の別の場所で生活していたが、母がきっかけで、母の地元に帰ることになった。祖父母との思い出もある自然豊かな屋我地に、みんなでゆんたくできるような場所を作りたいと思い、開くことを決めた」と話す。

 モーニングタイムとランチタイムに営業し、地域食材を使った手作り料理を提供する。モーニングタイムは、「やんばるたまごと3種のスペシャルブレッドモーニングセット」(1,639円)や「じゅーしー(沖縄風炊き込みご飯)セット」(1,309円)など6種類を用意する。ランチタイムは、地元のブランド鶏をと約8種類の野菜を使った「グリルチキンサラダ」、「琉球在来種アグー」を使った「アグー豚丼」、「アグー豚の照り焼きサンド」(以上1,290円)など9種類を用意する。

 スイーツは、恵美さんが母から受け継いだというレシピで作る。「米粉シフォンケーキ」(500円)は「やんばるたまご」を使い、しっとりふわふわの口当たりに仕上げる。種類は、プレーン、チョコチップココア、バナナなど常時約5種類をそろえる。グルテンフリーの「お米のシフォンケーキ」(550円)は抹茶・栗の2種類を用意する。

 弘典さんは1年間を振り返り、「午前中は近所のビラに宿泊している観光客の来店が多いが、昼間は地元客が多い。コンテナハウスを建てるところからこれまで、地元の方たちに多くの支えをもらい地域のつながりを強く感じている」と話す。

 恵美さんは「屋我地はビーチも近くてマリンスポーツも盛んな穴場スポット。自然の中でリラックスしながら過ごしてもらえたら。非日常空間で忙しい日々を忘れられるような憩いの場をつくっていきたい」と話す。

 営業時間=8時~16時。月曜・木曜定休。

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