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名護市商工会×ファミリーマートで「特産品フェア」 販路拡大にも貢献

「市内事業者の産品を広く手に取ってもらえれば」と沖縄ファミリーマート営業本部営業部長の金城さん(右)、名護市商工会会長の山端さん

「市内事業者の産品を広く手に取ってもらえれば」と沖縄ファミリーマート営業本部営業部長の金城さん(右)、名護市商工会会長の山端さん

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 名護市内のファミリーマートで地元特産品を販売する「名護市特産品フェア」が7月1日、始まった。

名護市内のファミリーマートで展開する「名護市特産品フェア」

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 名護市特産品の認知度向上や市民に特産品を身近に感じてもらうことを目的に、市内15店舗のファミリーマートで特設コーナーを設けて展開する取り組み。名護市商工会と沖縄ファミリーマートの連携による企画で、今年で3回目となる。

 9月までの3カ月間、店内外にのぼりやPOPなどの装飾を使って訴求力を高めながら販売を行う。7月が「県産品奨励月間」でもあることから、タイミングを合わせて行う。

 今年は市内4事業者の8商品を販売する。商品は、勝山シークワーサー(名護市勝山)の「シークワーサー果汁」、春おばーのなんとう店(汀間)の「黒糖なんとう餅」、渡具知(東江)の「プレミアムコーレーグース」や県産シナモンを使った「カラキティー」、やちむんを製造販売するアルティジャーノ(済井出)の陶器「アグカップ」など。

 初日はファミリーマート名護市役所前店(名護市港1)でPRイベントが開かれ、名護市商工会会長の山端康成さんや沖縄ファミリーマート営業本部営業部長の金城充さんら関係者が出席した。山端さんは「今年も市内企業に呼びかけて特産品を集めた。名護市には海外からの観光客も増えており、こうしたフェアを通して国内外に広くPRしていきたい。昨年出品した事業者からは『商品の周知につながった』との声も寄せられており、手応えを感じている」と話す。

 金城さんは「当社は『地域ド密着』を掲げており、地元の商品がコンビニで気軽に買える仕組みは、販売データからも販路拡大に貢献できていることが分かっている。今回は外国語表記を盛り込んだ看板も設置した。より多くの来店者に訴求したい」と話す。

 9月30日まで。

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