
名護・羽地に民泊施設「羽地古民家かめたろうやー」(名護市仲尾次、TEL 070-9169-3588)がオープンし、1カ月がたった。
運営するのは、2023年8月から同名のカフェ・居酒屋を開いてきた宜志富美香さん。昨年10月ごろから構想を練り、改装した築120年の古民家の良さをもっと多くの人に知ってほしいと業態を宿泊施設に転換した。
転換後の施設は2LDKの一棟貸し。緑色と茶色をテーマカラーにし、木の柱や畳のある内装が特徴で、1日1組限定。子どもと合わせ最大6人までの宿泊に応じる。食事の提供にも対応。バーベキューや花火、星空観察など季節ごとのアクティビティーを用意する。居酒屋からの転換に当たり、最も苦労した点について宜志富さんは「飲食店用のキッチンを宿泊施設用に改装する際、全て自分で手を入れたことと重い物の搬入、営業許可基準への対応」と振り返る。飲食店を続けたいと敷地内に新設した別棟にテイクアウト飲食用キッチンを作った。料理のテイクアウト販売は続ける。
「家族連れの利用が多く、9割が韓国からの旅行客。予約も順調に埋まってきており、好調なスタートを切れた」と宜志富さん。「初めて日本を訪れた韓国の客から『温かく迎えてくれて日本が好きになった』と言ってもらえたことが一番うれしかった。沖縄尚学が甲子園で初優勝したときも『おめでとう、沖縄が次のふるさとになった』と連絡をもらった。言葉の壁を越えて気持ちが伝わったことに感激した」とも。今後は「サウナや屋外プールを貸し出し、敷地内で一日過ごせるようにしたい」と宜志富さん。「手ぶらで来られ、家に帰ってきたようにくつろげる古民家をモットーにしていきたい」と意気込む。
1泊当たりの宿泊料は1万2,000円~。要予約。宿泊予約サイト「Airbnb」か電話で受け付ける。