
古民家喫茶店「茶小(チャーグヮー)」が8月8日、今帰仁村与那嶺にオープンした。
同店を出店したのは、国頭村で放牧でアグー豚を育てる畜産会社「琉球猪豚(いのぶた)牧農」(国頭村安波)を経営する島袋貴充さんと台湾にルーツを持つ妻の玲江さん。玲江さんがお茶好きなことや台湾茶チェーンでの勤務した経験を生かし、自社のアグー豚を使った台湾料理に加え、ドリンクを提供する。
貴充さんは「妻のお茶好きが高じて出店することになった。台湾茶や台湾ウーロン茶、抹茶などお茶はこだわってそろえた。僕たちのアグー豚を使った料理も提供して、お客さまと互いの顔が分かる関係を作りたい」と話す。
メニューは、豚肉をスパイスで煮込んだ「ルーローハン」(1,200円)など。ドリンクメニューは、「宇治 有機抹茶ラテ」「台湾紅茶ラテ」(以上、1,200円)、「知覧 有機抹茶ラテ」(1,400円)、「台湾烏龍茶ラテ」(1,300円)、台湾産ウーロン茶葉を使った「烏龍茶ハイ」(1,500円)、「抹茶ハイ」(1,600円)などをそろえる。
オープンからこれまでの様子について、玲江さんは「自然志向の地元の人を始め、海外からの旅行客の来店も約6割あり抹茶に感動する声も多い。既に少しずつリピーターも増えてきた」と話す。
今後の展望について、貴充さん「台湾料理をもっと充実させていきたい。水餃子の提供も予定している。アニマルウェルフェアに配慮して育てた自家製アグー豚のおいしさや、台湾由来のお茶文化を自然の中で楽しんでもらいたい」とも。
営業時間は11時~18時。水曜・木曜定休。