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今帰仁城跡近くに沖縄そば店「今帰仁の森」 鶏・豚・カツオのスープで

スタッフの日高透馬さんは「観光客の方には、森の雰囲気そのものが新鮮に感じられると思う。鳥の声や風の音を聞きながらそばを味わう時間は、街中の店ではなかなか体験できない。家族連れでも安心して過ごしてもらえるように工夫しているので、気軽に立ち寄ってほしい」と話す。子ども連れにも配慮し、離乳食の持ち込みや温めにも協力するほか、お湯の提供も行う

スタッフの日高透馬さんは「観光客の方には、森の雰囲気そのものが新鮮に感じられると思う。鳥の声や風の音を聞きながらそばを味わう時間は、街中の店ではなかなか体験できない。家族連れでも安心して過ごしてもらえるように工夫しているので、気軽に立ち寄ってほしい」と話す。子ども連れにも配慮し、離乳食の持ち込みや温めにも協力するほか、お湯の提供も行う

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 沖縄そば店「沖縄そば 今帰仁の森」(今帰仁村今泊、TEL 0980-43-9979)が9月15日、今帰仁城跡近くにオープンした。

沖縄そば 今帰仁の森で提供するメニュー

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 運営は名護市で「焼肉ホルモン一直線」や那覇市で沖縄料理店「朝陽屋」など8店舗を運営する「一直線」(名護市大東1)。木々が茂る自然の中で、「癒やしを感じられる空間づくり」を目指す。コンテナを店舗に活用した店内には、カウンター席8席、テーブル席48席、テラス席6席を備え、鳥の声や虫の音、森の香りを感じながら食事を楽しめるようにする。

 ターゲットは観光客を中心に据え、ファミリー層も利用しやすいようベビーチェアや子ども用食器を用意し、ベビーカーのまま入店できる環境を整えた。

 看板メニューの沖縄そばは、鶏・豚・かつお節を合わせたトリプルスープで、血合い入りのかつお節を煮出して酸味を引き出すのが特徴。麺はコシのある沖縄そば麺を使い、低温で煮出した自家製「かつおオイル」を加えて香りを引き立てる。

 メニューは、8時間煮込んだ特製ソーキをトッピングする「特製炙(あぶ)り軟骨ソーキそば」と地元野菜を使った「今帰仁野菜かき揚げそば」(1,000円)、沖縄風炊き込みご飯「じゅーしー」(300円)、「波照間黒糖プリン」(300円)をメインに、ミニそばとプリンが付く「お子様そばセット」(600円)や「炙りソーキ」単品(400円)など。沖縄そばとじゅーしー、プリンと小鉢を付ける「今帰仁の森セット」(1,500円)も用意する。

 同社の楠美朝比古社長は「ただ食事をするだけではなく、店に来て癒やされて帰ってもらえるようなサービスを提供したい」と話す。「当店は海洋博公園や古宇利島などの観光地のちょうど中間にある場所。旅の途中で立ち寄って森の静けさに触れ、沖縄そばの温かさで心身を休めてもらいたい。地元の野菜や食材も積極的に取り入れ、ここでしか味わえない沖縄そばを提供していきたい」とも。

 営業時間は11時30分~15時。木曜・金曜定休。

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