
ウオーキングイベント「名護あけみおウォーク」が12月14日、屋我地エリアで開催される。
市民の体力向上や健康増進、地域の魅力を再発見してもらうことを目的に企画。名護市内の観光名所や歴史ある場所を巡りながら歩く同イベント。2021年から続く恒例行事となっている。
今年からイベント名を「名護あけみおウォーク」に改めた。実行委員の比嘉茜さんは「今後長く続けていくイベントにしたいと、名称を公募した。『あけみお』は名護市を象徴する言葉で『夜明けの美しい入り江の水の流れ』を意味する。豊かな海の幸や海外文化を取り入れ、可能性を広げていく名護市の進取の精神を表した」と話す。
当日は、10キロ、5キロ、3キロ、ガイド付き3キロの4コースを設定する。屋我地ひるぎ学園を起点に、スタンプラリー方式で屋我地島を散策する。竪穴住居跡などが残る「屋我グシク遺跡群」や市指定文化財の「ウランダー墓」などの歴史的な場所も巡る。
コースにはチェックポイントを設け、スタンプを制覇した参加者を対象に抽選会を行う。名護市を春季キャンプ地にする「北海道日本ハムファイターズ」や、名護を拠点に活動するハンドボールチーム「ザ・テラスホテルズ ラティーダ琉球」の公式グッズ、地域の特産品などを景品に用意する。参加賞は、コースマップ、会場で使える500円分の商品券、大会オリジナルステッカーを進呈する。
比嘉さんは「名を新たにしたことで、今後も愛されるイベントになってほしい。健康増進や地域の魅力を発見できる機会になるので、参加してほしい」と呼びかける。
参加費は、大人=1,000円、中学生・高校生=500円、小学生以下無料。事前申し込み制。