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今帰仁にサンドイッチ店「ベイウィッチ」 読谷に次ぐ2店舗目、ピザ生地で

今帰仁の「BAYWICH」店内。改装時に取り外した柱などは、テーブルや棚に再利用しているという

今帰仁の「BAYWICH」店内。改装時に取り外した柱などは、テーブルや棚に再利用しているという

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 サンドイッチ専門店「BAYWICH(ベイウィッチ)今帰仁邸」(今帰仁村仲宗根)が9月21日、オープンした。

今帰仁の「BAYWICH」で提供するメニュー

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 ピザ生地に具材を挟んだサンドイッチを提供する同店は、店主の宮城彩香さんが経営するイタリアンバル「MARUMIYA CRAFTER(マルミヤクラフター)」(宜野湾市伊佐)の姉妹店で、読谷村に次ぐ2店舗目となる。木造古民家を改装した店内の席数は、カウンター=4席、テーブル=12席。

 宮城さんは「宜野湾市の店で、賄いとして作っていたサンドイッチがスタッフからおいしいと好評だったので、商品化した。今帰仁村の穏やかな空気や時間の流れに引かれて、この土地にしか生まれない味や空間があると感じ、2店舗目の場所に決めた」と話す。

 提供するサンドイッチは、自家製のイタリアンピザ生地を使い、外側の香ばしさと中のもっちりとした食感が特徴。宮城さんによると、具材には県産野菜や自家製ハムなどを使い、素材の良さを生かした組み合わせを大切にしているという。

 メニューは、塩漬けした自家製ハムをのせた「島豚アグー自家製ハムサンド」(1,890円)、「エビ&ブロッコリーのスイートチリサンド」(1,790円)、「彩りフレッシュベジサンド」(1,680円)など6種類。仕上げには、ナチュラルチーズ「グラナ・パダーノ」を削りかけ、香りを付ける。

 ドリンクは、同店オリジナルブレンドコーヒー「アメリカーノ」(590円)、「カフェラテ」(650円~)、「オレンジ・エスプレッソ」(750円)、「生おろしジンジャーエール」(650円)、「トロピカル・サングリアティー」(790円~)、「本日のおすすめクラフトビール」(1,200円)など18種類をそろえる。

 宮城さんは「世代を問わず地元客が多いが、観光客にも来てもらえるようになった。『古民家でイタリアンピザ生地のサンドイッチを味わう』というスタイルに、驚きの声もあった」と振り返る。

 今後については「地元の農家さんたちともコラボして、地域に根差した店を目指している。今帰仁の自然の中でゆっくりと店を育てていきたい。焼き菓子やドリンクの充実などメニュー開発にも力を入れて、ピザサンドイッチを広めていきたい」と意気込む。

 営業時間は9時~16時。火曜定休。

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