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名護・わんさか大浦パーク内のレストラン「あたいぐゎキッチン」が1周年

「久志産の野菜を楽しんでほしい」と宮里千佳さん(右)

「久志産の野菜を楽しんでほしい」と宮里千佳さん(右)

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 地域交流拠点施設「わんさか大浦パーク」(名護市大浦、TEL 0980-51-9446)内のレストラン「あたいぐゎキッチン」が11月1日、オープン1周年を迎える。

久志産の野菜を中心に使う「あたいぐゎプレート」

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 地域の特産品を使った料理を提供することをコンセプトに、久志地域の食材を中心としたメニューを提供する同店。約20軒の農家が同施設内の直売所に出荷する野菜で日替わりで調理している。調理や運営は地域の女性が中心となって行っており、「地域の味をそのまま届けたい」という思いが込められているという。

 席数は、座敷=8席、テーブル=20席。客層は、地元客が6割で4割が観光客。平日は地域住民のランチ利用が増えており、週末にはやんばるドライブの途中に立ち寄る観光客も増えたという。今夏には装飾などが完成し、子ども用食器や椅子もそろえたことで週末のファミリー利用をもっと促していくとも。

 メニューは、「やんばる豚たっぷりみそ汁定食」(1,000円)、海ブドウや三枚肉などをのせる「特製わんさかそば」(980円)など約10種類。看板メニューの「朝日のそばのあたいぐゎプレート」(1,400円)には久志産のカボチャを使ったサラダや「やんばる豚」のメンチカツ、野菜の煮物などを付ける。

 「施設内でレストランが運営できるとは思っていなかったが、お客さまや出荷者の地域の人のおかげで続けてこられた。野菜の魅力を目当てに来てくれる人が多い。これからは平日の利用ももっと増やしていきたい」とわんさか大浦パークの服部あや乃さん。「直売所の久志産野菜の売り上げは年間を通して好調で、レストランとの連動によって地域の魅力発信にもつながっている。観光客や地域の人が食を通じてつながる場所にしたい」と意気込む。

 営業時間は11時~14時30分(土曜・日曜・祝日は15時まで)

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