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国頭・宜名真で「フーヌイユまつり」 有志集まり5年ぶりの開催

宇良さんは「祭りを通して宜名真区の魅力を伝えたい」と話す

宇良さんは「祭りを通して宜名真区の魅力を伝えたい」と話す

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 イベント「第7回宜名真フーヌイユまつり」が11月23日、宜名真漁港(国頭村宜名真)で行われる。

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 5年ぶりに開催する同イベント。地域の魅力の発信や地域内外との交流を目的に行う。宇良哲也実行委員長は「区や地域住民が一体となって企画・運営するので、コロナ禍で間が空いてしまい以前と同じように立ち上げるのが大変だった。有志が祭りを復活させたいと集まってくれて、新しい催しも企画することができた」と話す。

 「フーヌイユ」は宜名真区で「シイラ」のことを指し「富をもたらす魚」を意味する。宇良さんによると、沖縄県で古くから伝わる浮漁礁を用いた漁法「パヤオ漁」により現在も捕獲を続けている。「祭りでは、地域固有の文化や漁業を体感できる」と話す。

 当日は、フーヌイユなどの水産物や農産物の販売を行うほか、地元アーティストが出演するステージイベントを行う。「遊覧船クルージングツアー」を行い、「オクマ プライベートビーチ&リゾート」が所有するヨットで、宜名真漁港から辺戸岬灯台、パヤオ漁が設置されているポイントを巡ってもらう。

 新たな企画として、宜名真漁港周辺を車と徒歩で散策する「文化ガイドツアー」を開催する。宜名真漁港を起点に、岩礁と海の景色が望める「茅打ちバンタ」のほか「オランダ墓」「宜名真御殿」など歴史的なスポットを約1時間かけて巡る。

 宇良さんは「区民も張り切っている。フーヌイユと宜名真区を楽しみながら地域の魅力をたくさん知ってもらいたい」と呼びかける。

 開催時間は10時~16時。参加無料。

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