イベント「ヨガフェスタ×げんきフェスおきなわ 2025」が11月16日、21世紀の森公園(名護市大南)で行われた。主催は市民団体「やんばるつながるプロジェクト」。
「ヨガフェスタ×げんきフェスおきなわ」ヨガセッションの様子(提供=やんばるつながるプロジェクト)
「つながる・ひろがる・げんきになる」がコンセプトの同イベントは、地域活性化、魅力発信を目的に、「ヨガフェスタ」と「げんきフェス」のコラボイベントとして開催。今回で2回目。名護での開催は前日の豊見城に続く2日目。同団体代表の神代大介さんは「今回は子どもでも楽しめるようにワークショップを充実させた。ステージイベントは、フラダンスやポリネシアンダンスなどの異文化要素を取り入れた」と話す。入場者は約1500人だった。
会場では青空の下、芝生エリア、旧闘牛場の野外ステージエリアに分かれ、県内外から集まったヨガ講師12人がヨガをレッスンした。約5分間の打ち上げ花火でイベントを締めくくった。
芝生広場では、小物やレジン、タイルアートのクラフトワークショップのほか、ヨガウエアやプロテインを販売した。目玉企画「ヨガ 沖縄でおーきな輪~ゆいまーるの時間」では、夕暮れの野外ステージに約100人が集まり、ヨガ講師がリレー方式でヨガセッションを行った。
「沖縄市から来た。名護のヨガイベントに参加するのは初めて。とても気持ちよかった」とヨガレッスンに参加した當山凪紗さん。同行していた仲宗根夏紀さんは「最近ヨガを始めた。ヨガをもっと極めたくて参加したがとてもよかったので、次回も参加したい」と話す。
野外ステージでは、保育士の傍ら歌手として活動するたいすけ兄さんによる音楽ライブや「ゴーヤーちゃんぷるー」による民謡ライブ、名護を拠点に活動する「フラハーラウ オ カ パナ」によるフラダンスなどが披露され、沖縄と東京を拠点に活動する「プアヒナノ」によるポリネシアンダンスではファイヤーダンスが披露された。
神代さんは「地元企業などいろいろな団体に協力してもらい作り上げたイベント。入場無料だが、ドネーション制(寄付制)にしている。集まったお金は名護の祭りやイベントに寄付して、もっと北部を盛り上げていく。来年も開催して、名護の恒例イベントにしていきたい。イベントを通してみんなに元気になってもらいたい。県外から参加している人もいるので、自分が感じている沖縄の魅力をいろいろな人に知ってもらいたい」と話す。