ステーキ店「ステーキマン」(本部町大浜、TEL 0980-43-0311)が11月11日、オープンから7年を迎えた。
那覇出身の店主・當山清貴さんが23歳で開いた同店。店舗面積は約20坪。席数は、テーブル=12席、座敷=8席、カウンター=6席。赤身肉のステーキをメインにサラダやスープがビュッフェ形式で付く「沖縄ステーキ」を提供する。當山さんは「祖父の地元で事業をしようと、当初は父の会社の事業部として始めたが、昨年個人事業に切り替えた。ステーキ店にしたのはステーキ好きが高じて」と話す。店名は、沖縄の梅干し菓子「すっぱいマン」のメーカーから公認を得て付けたという。
オープンからこれまでを振り返り、當山さんは「開店時は、当時流行していた『1,000円ステーキ』を目玉にしていたが、物価高騰で肉の扱いを見直した。コロナ禍では仕入れていた肉の終売や運営面で苦しい時期もあったが、体制も見直して現在は安定して営業できている」と話す。以前は地元客が中心だったというが、現在の来店客は観光客が6割で地元客が4割。「家族経営から始まって大変なことも多かったが、常連客や観光客とのつながりが増えたことが支えになっている」とも。
脂身肉の「カットステーキ(200グラム=2,330円)や赤身肉の「ステーキマンステーキ」(200グラム=2,330円)のほか、「ハンバーグステーキ」(160グラム=1,550円)、「牛すじニンニクスタミナ焼き」(200グラム=1,000円)など約30種類を提供。一番の人気メニューは、スパイスを利かせたたれに漬け込んだ「オリジナルステーキ」(300グラム=3,150円)と胸を張る當山さんは「お客さまの1口目の表情が自分の成績表。店を長く続け、老舗店と言われるようになるまで育てていきたい」と意気込む。
営業時間は11時~20時。テイクアウトにも対応する。