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名護で花火イベント「還暦花火の日」 還暦を祝う60発、夜空彩る

「21世紀の森ビーチ」の右岸堤防と左岸堤防で打ち上げられた花火

「21世紀の森ビーチ」の右岸堤防と左岸堤防で打ち上げられた花火

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 花火イベント「第1回 還暦花火の日」の花火が12月5日、「21世紀の森ビーチ」(名護市宮里)で行われた。

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 花火を全国27都道府県43カ所で同時刻に打ち上げる同イベント。主催は、花火の製造販売・企画を手がける「若松屋」(愛知県西尾)と、花火イベントを運営する「イ・デ・ヤ」(東京都渋谷)で作る同実行委員会。今年60歳を迎える人や60周年を迎える企業を祝おうと初開催された。

 同実行委員会の金山友美さんは「全国の還暦を迎える人たちに祝福や希望を届けたい、新たなスタートを応援したいという思いで企画した」と話す。全国の花火会社に声を掛け、花火会社「沖琉煙火」(数久田)が参加を表明したことから名護での実施となった。

 当日は、19時に2.5号玉、 3号玉、 4号玉の花火が還暦にちなんで60玉打ち上げられた。「沖琉煙火」の相田英寿社長は「企画への思いや全国一斉打ち上げという話を聞き、すぐに参加の返事をした。全国規模の企画に参加できる機会は少ない。花火を通してお祝いの気持ちを伝えられるのはとてもいいことだと思う。全国の花火会社と気持ちを合わせ、思いを込めて打ち上げた」と話す。

 市内から家族で観に来た川満優希さんは「とてもきれいだった。家族の還暦を一緒に祝えない人もいると思うので、とても素敵な企画だと思う」と話す。山城太志さんは「たまたま家族で日課のウォーキングをしていた途中だったので驚いた。還暦を祝う花火だと聞いて、おもしろい企画だと思った。自分の還暦を迎えるときも、今日みたいに家族で鑑賞できたらうれしい」と笑顔を見せた。

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