「道の駅 許田(きょだ)」(名護市許田)にあるパン店「ラガール」で現在、「光文字パン」が現在、地元民の人気を集めている。
名護市の新成人が成人式に合わせて、神ヶ森の斜面に漢字一字をともす恒例行事「光文字」から着想を得て、同行事の実行委員会とコラボ開発した同商品。販売は昨年に次ぎ2度目。光文字に込められた新成人の思いに賛同し、商品化を決めたという。パン工房責任者の島袋克直さんは「光文字の取り組みや思いを伝えたい」と話す。
チョコレート生地でチョコレートクリームを包んだ「光文字パン」の形は「山」をイメージ。表面には「向」を一つ一つ手作業で描き、焼き工程を工夫することで文字が浮かび上がるよう仕上げた。価格は1個=180円。
同道の駅の金良宗貴駅長によると、1日当たりの販売数は20~30個で、レギュラー商品よりも多く出る日もあり、週末などは準備数の30個が売り切れることもある人気ぶりという。
金良駅長は「今年の『向』を見て、社会人になってから夢や自分自身と向き合うのは簡単ではないからこそ頑張ってほしいという応援の気持ち。パンを目当てに来店してくれる人もおり、SNSでも拡散されている。観光客から『光文字って何ですか』と尋ねられることもあり、地元の行事を伝えるきっかけにもなっている」と話す。「地元の人や関係者にも喜ばれ、観光客にも名護の取り組みに触れてもらえる。自社のパン工房ならではの取り組みとして今後も販売を続けていきたい」とも。
営業時間は8時30分~18時30分。「光文字パン」販売は2月1日まで。