「第19回 勝山シークヮーサー花香り祭」が3月14日・15日、名護市勝山地域で開催される。主催は勝山区。
地域の自然や特産品をテーマにした同イベント。地域のシンボルとなっているシークワーサー・ヤギ・山の魅力発信や、他地域住民との交流を目的に開催する。今年は初の試みとして、区内4施設の会場で同時開催する。勝山区の岸本一郎区長は「これまでは公民館で開催してきたが、勝山のいろいろな場所に足を運んでもらいたいと考えた」と話す。
勝山区はシークワーサーの産地として知られ、嘉津宇岳や安和岳に囲まれた山間部に位置する。区の周辺にある山は、美しい景観を守ることを目的に定めた「名護市景観まちづくり条例」区域に指定されている。3月には、区内各所に植わるシークワーサー苗木に咲く白い花が見頃を迎える。
14日は、勝山公民館・「こかる森書」・「BASE CAMP(ベースキャンプ)」・「夕日の丘キャンプ場」の4会場で開催する。勝山公民館では、お箸作り体験、石敢當作り体験が行われるほか、「沖縄の身近な植物図鑑」の著者・名嘉初美さんが勝山集落の植物を案内する植物観察会を行う。書店「こかる森書」では、古本市と、2024年11月に県北部を襲った豪雨による被害を元にした「環境保全・災害対策講話」を行う。キャンプ施設「BASE CAMP」「夕日の丘キャンプ場」では、ステージイベントや飲食ブース出店などを行う。
15日は、勝山公民館を会場に、ステージイベントを中心に行う。地域の子どもたちによるダンスや吹奏楽演奏が披露されるほか、中国の伝統芸能「変面」のパフォーマー・琉華さんによる演舞を行う。「勝山ヒージャーオーラセー大会」では、同所の運動場に設ける円形闘技場でオスヤギ同士の闘いが見学できる。会場では、抽選でヤギや自転車などが当たる「ヒージャー抽選券」(500円)の販売も行う。
岸本区長は「山や自然が好きな人には喜んでもらえるイベント。シークワーサーの花と合わせて、シークワーサー農家との交流を楽しんでもらいたい。来年は開催20周年なので、来年に向けて区全体で盛り上げていきたい」と意気込む。
開催時間は9時~17時30分。入場無料。