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宜野座村に個人書店「青らんブックス」 イベント中心に出店

「たくさんの人に読書機会を提供していきたい」と話す店主の仲村千秋さん

「たくさんの人に読書機会を提供していきたい」と話す店主の仲村千秋さん

 個人書店「むらの本屋さん 青らんbooks」が3月、宜野座村を拠点に出店営業を始めて半年がたった。

読み聞かせをする店主の仲村千秋さん

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 「本との出会い」をコンセプトに、昨年9月から沖縄県内のイベントを中心に出店してきた同店。絵本などの児童書、文学、料理、手芸、美術、自然、郷土関連本など幅広いジャンルを取り扱い、本の買い取りにも対応する。

 宜野座村出身で店主の仲村千秋さんは大学で図書館司書資格を取得後、約15年間にわたり沖縄県内外で役者として舞台に立った経験を持つ。2018(平成30)年からは宜野座村文化センター(宜野座村宜野座)で図書館司書を約7年間勤めた。現在は役者の経験を生かしながら村内の小中学校3校で読み聞かせボランティアを行っている。昨年は出版文化産業振興財団が主催する「JPIC読書アドバイザー」の資格を取得した。

 出店のきっかけについて、仲村さんは「宜野座村には本屋がなく、幼い頃から身近に本屋があればと思っていた。行きつけの個人書店や、友人たちに出店について相談する中で背中を押され、決心がついた。古書を扱うことにしたのは、ゴミの日に捨てられている本を見て、中には絶版になってしまう本もあるかもしれないのにもったいないと思ったから」と話す。店名は、仲村さんの母校である宜野座高校の校歌の一節から名付けた。

 店頭に並べる本はイベントごとに変える。「特定のジャンルに特化せず、会場の場所や内容から来場者層を想像して選んでいる。本の買い取りでは、相手の希望価格と自分の売り上げのバランスをその場で判断する難しさを感じている」と仲村さん。

 「個人店として楽しく営業できているのは、地元の個人書店仲間に支えられているおかげ。目標は宜野座村に一般書店を出店すること」とも。「本は最後まで読まなくても、少しページをめくるだけでもいい。落ち込んだときや迷ったときに寄り添ってくれる一冊と出合える場をつくっていけたら」と笑顔を見せる。

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