地域の子どもたちをメインに食事を提供する子ども食堂イベントが4月5日、「Bistro WuaSa(ビストロ ウァーサ)」(城1丁目4‐1、TEL 0980-43-1366)で行われた。
今回で2度目となる同イベント。清掃業を中心に人材派遣業を展開する「Connect(コネクト)」(名護市宮里)とのコラボイベントとして開催する。全国各地で子ども食堂を開催してきた経験を持つという「Connect」社長の濱辺紘一郎さんは「私自身が幼少期、家庭の事情により1人で過ごすことが多く、食事に困ったこともあった。大人になって、もっと社会がそのような家庭をサポートできるのではと思い、竹内さんに相談して企画した。先月開催した第1回は80人以上の来店があり、地域から必要とされている場所だと感じたので、継続していくことにした」と話す。
「名護1番を目指すシェフが贈る子ども食堂」をテーマに掲げる。濱辺さんによると、同店料理人の竹内邦太さんはフレンチシェフとして働いた経歴を持つ。濱辺さんは「提供する料理は妥協せず、確かな腕を持つ竹内さんが作る、化学調味料を使わないメニューを提供している。先月はもとぶ牛を使ったカレーを提供した」と話す。
当日は、地域の子どもなど124人が来店。高校3年生までは無料、大人は500円で「もとぶ牛とアグー豚の合いびきボロネーゼ」と「コーンポタージュ」を提供した。オープン直後から満席となり、店の外には行列もできた。
家族や友人と訪れた中学3年生の鈴木小夏さんは「量が多く、とてもおいしくて満足。今日は友人も一緒なので楽しい。次もまた来たい」と笑顔を見せる。小夏さんの母の佳実さんは「1回目に参加した時にとてもおいしく、子どもたちからも好評だった。昼食を作ることが大変だと感じることもあるので助かる。自分では出せない味を子どもたちと楽しみながら食べられるのもうれしい」と話す。
濱辺さんは「子どもたちには、みんなで一緒に食事をとる楽しさを味わってほしい。自分自身、昔から近所の人たちに助けられることが多かったので、今度は大人になった自分が助ける側だと思っている」と話す。竹内さんは「栄養と食育を意識してメニューを考えている。自分は移住者なので、得意の料理で地域の皆さんとの距離も少しでも縮められたら」と話す。