
東江小学校で2月24日、校内イベント「縦割り班 お別れ会」が行われた。
同校では、今年度から「縦割り班活動」に取り組んでいる。6年生をリーダーに1年生から5年生までを混合したグループを編成し、6年生1人につき1グループ、計60グループを設けて活動してきた。現在377人が在校する中、学年を越えた交流の機会を設けることで「コミュニケーションを楽しむ児童の育成」を目指している。
活動は2週間に1度のペースで行い、6年生リーダーによる絵本の読み聞かせや、グループ対抗の校内クイズラリーを実施。児童が出店者と客に分かれて楽しむ「東江祭」や、6年生が企画した水遊びイベントなども展開してきた。子どもたちが主体となって進めるのが特徴で、教員は見守る立場に徹しているという。
この日のお別れ会では、「東江の良さ」をまとめた発表のほか、下級生から6年生へ感謝の気持ちを伝えるメッセージが披露された。1年間活動を共にしてきた班ごとに集まり、最後の時間を過ごした。

6年生でリーダーを務めた金城ダンテイ琉和さんは「最初はとても緊張してグループの中で話をすることもあまりできなかったり、読み聞かせも得意ではなかったが、挑戦することでできるようになった。今では下級生の友だちもたくさん増えて、最高のチームになった。1年を通して、自分の思っていることや考えていることが人に伝えられるようになった。成長できたと思う」と話す。
参加していた5年生の崎浜杏樹さんは「人と関わることに緊張していたが、班活動を通してこれまでよりも周りと話すことができるようになった。みんなでたくさん笑いあったことが一番の思い出。来年度は6年生になるのでリーダーをするが、私の班のリーダーの6年生のように、チームを引っ張っていけるような人になりたい」と意気込みを見せた。

峯村和美教頭は1年を振り返り「他の学年の子と関わることで年齢が異なる人とのコミュニケーション能力を育むことや、高学年は下級生のお世話をする責任感が生まれた。6年生は企画力やおもてなし力も育成されたように思う。各班がまるで兄弟のように仲良くなり、下級生が6年生をお兄ちゃんやお姉ちゃんとして頼っている様子が見られた」と話す。
同校では、来年度以降も「縦割り班」活動を継続していく予定という。
