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【名護市内小学校×FMやんばる企画】屋部小中山分校で「感謝の心を伝える会」 児童9人、地元事業者招き

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 名護市立屋部小学校中山分校で2月13日、地域の事業者などを招いた「感謝の心を伝える会」と「学習成果発表会」が行われた。

 同校は、現在1年生から4年生までの児童9人が在籍する小規模校で、5年生からは児童数約700人の本校へ進級する。今年度は生活科や総合学習で「中山の魅力発見隊」をテーマに掲げ、地域を知ることを軸に学習を進めてきた。地元の中山区長の協力で地域内の事業所4カ所を訪れるなど課外学習を重ね、「自分たちにできることを考える」学びを深めてきたという。

 「感謝の心を伝える会」は今年初めて実施した取り組み。中山区長をはじめ地域の事業者や元校長ら7人を招き、児童一人ひとりが大人に向けて手紙を読み上げたほか、「ありがとうの花」を手話を交えて歌い、感謝の思いを伝えた。これまでの関わりを振り返りながら、児童の成長を感じ取る様子が見られた。同校の仲宗根誠子教諭は「地域の方に支えられて学びが成り立っていることを子どもたち自身が実感し、自然と感謝の気持ちが育っている」と話す。

 「学習成果発表会」では、約1時間半にわたり各学年が1年間の学びを発表した。1・2年生は国語の学習と連動し、「動物の赤ちゃん」について調べた内容を発表したほか、2年生は日常の気づきを詩にして披露した。鍵盤ハーモニカやリコーダーによる合奏、週2回の朝の活動で継続して取り組んでいる一輪車の演技も行い、日頃の活動の成果を披露した。

 3・4年生は「中山の魅力発見」をテーマに作成したポスターやリーフレット、校内の畑で取り組んだ野菜栽培の記録を紹介した。オクラやうりずん豆、ニガナ、赤しそ、キャベツ、ニンジン、ジャガイモなどを種まきから収穫まで体験し、その成長過程をまとめたという。発表資料は児童がデザインツールを使って制作した。

 仲宗根教諭は「当校では、地域行事への自主的な参加や交流を通じて、大人と子どもが近い距離で関わる環境が育まれており、児童同士も兄弟のように支え合いながら過ごしている」と話す。「小さな集団の中で自分の役割や可能性に気づき、次のステップである本校でもスムーズに力を発揮できるようにこれからも児童の心を育てていきたい」と話す。

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