
名護市立安和小学校(名護市安和)の児童が育てたシークワーサーで作る商品の販売が3月11日、今年も名護市役所(港1)で行われる。
同校では地域の特産品であるシークワーサーを活用した取り組みをしており、今年で6年目。現在、校内には33本の木が育っており、1年を通して草抜きや施肥を行ってきた。11月5日には収穫作業を行い、昨年の約2倍の750キロ以上を収穫した。今年度には6年生が新たに13本の挿し木を行い、今後も木を増やしていく予定という。
収穫したシークワーサーは商品化して校内外で販売する。今年は「ジュレ」(650円)200本、「原液ジュース」(1,000円)200本、「ピューレ入りサーターアンダギー」(650円)60袋、「シークワーサー味サーターアンダギー」(600円)80袋の4種類を販売する。
商品づくりには全校児童が関わり、1年生はジュースのラベル制作、2年生はジュレのラベル制作、3年生は工場見学とサーターアンダギーのラベル制作、4年生はラベル貼り、5年生はジュレ作り体験、6年生はラベルデザインの選定や価格設定、販売、ピューレ入りサーターアンダギーのラベル制作などを担当した。

6年の大城愛志さんは「ジュレを食べたらおいしかった。お湯割りやヨーグルト、パンにつけるのもおすすめ。『自分たちが作ったんだな』と実感できてうれしかった」と話す。「商品を買いに来てもらえるよう、思いを込めて作った。ラベルはかわいく文字が見やすいものを意識し、販売用のPOP作りにも皆で取り組んだ」と話す。
6年の山口峻來さんは「商品を買ってもらえるように値段を決めるのが難しかった。安いと利益が出ないし、高すぎても手に取ってもらえない。たくさんの人に食べてほしい。1年間育てたものが商品になってうれしい。地域の人に小学校の良さも知ってもらえたら」と話す。
仲村憲太教諭は「例年になく豊作の年だった。学年ごとの役割を通して、シークワーサーを育てているという意識が芽生え、児童は一生懸命に取り組んでいた。商品づくりや販売を通して、地域の産業に目を向けたり、販売の難しさを学んだりしてほしい。成長したときにこの経験を思い出してもらい、身近な特産品があることを思い出してもらえたら」と話す。
販売時間は10時~12時30分。名護市役所中庭(エレベーター前)で行う。
