海洋博公園内の「熱帯ドリームセンター」(本部町石川、TEL 0980-48-3624)で現在、イベント「ひまわり迷路とひまわり展」が行われている。
一年を通して、ランや熱帯果樹・花などの熱帯性の植物を展示する同センター。初の試みとなる同イベントは、中庭の約200坪のスペースに、ヒマワリを迷路状に植えて展示する。一足先に夏の到来を告げている。
ヒマワリの種類は、「モネのヒマワリ」や高さ3メートルほどになる「コング」、白い花が咲く「ホワイトナイト」など約20種類で、1品種5株~10株ほどを展示する。中庭のほか、周辺にも鉢植えを展示する。
今回の企画を担当した同センターの中川綾乃さんは「ヒマワリ展は3年前に畑で行ったことがあるものの、このような展示方法で行うのは初めて。ヒマワリは花の中でも人気が高いので、お子さまから大人の方まで間近で楽しんでもらえる展示方法として企画した」と話す。
「赤いものから白いものまでさまざまな色合いのヒマワリがある。一堂に20種類が見られる機会も珍しいと思うので、学びながら楽しんでもらえれば」と笑顔を見せる。
同センターのイベント・広報係の松茂良守さんは「当初はゴールデンウイークに間に合えばと思っていたが、天候の関係で咲き始めがずれてしまった。5月20日頃から見頃を迎え、5月下旬までは見頃が続きそう。地元の方から観光客の方まで幅広く楽しんでもらえたら」と話す。
開館時間は8時30分~19時30分。入場料は760円(中学生以下無料)。