名護市羽地と東海岸の久志を結ぶ市道「羽地大川線」の通行止め規制が6月1日、解除され通行可能となった。
全長6138メートルの羽地大川線は昨年6月18日の大雨の影響で、羽地ダムから東へ約2.5キロ地点にある幅約3メートル、長さ10メートルにおよぶ歩道の一部が崩落。これまで復旧工事のため、東海岸から西海岸に向かう主要道路の一部が通行止めになっていた。工事は今年1月から行い、5月31日に終了した。
名護市建設土木課によると、これまでは大雨で道路に水がたまりやすい構造になっていたため、今回の工事では道路に水がたまりにくくなるよう、のり面の再構築と排水構造の改修を主に行ったという。
市の担当者は「通行止め期間は市民の方に不便をかけてしまったが、これからは安心して通行していただけるのでは」と話す。