セレクト雑貨店「SHOP LAQUA(ラクア)」(名護市城1、TEL 070-8342-9878)が6月24日、名護市営市場近くにオープンした。
同店を開いたのは、キッチンカー「GREEN BASE」を営業する吉政竜樹さんと妻でハンドメード作家の純夏さん。2019年11月に本部町でコンテナを店舗にして開き、2年後の2021年11月には瀬底島に移転。店舗兼自宅として営業してきたが、今後の街の変化や流れ、自分たち家族の今後を考え、名護市街に3回目となる移転を決めた。
場所は、名護市営市場近くにある生花店跡で、店舗面積は約3.5坪。2人で改装を行ったという店内は、純夏さんの作風や選ぶ作品の雰囲気に合わせて、紫や黄色、緑などカラフルな色合いに仕上げた。
商品は、純夏さんが手作りするビビッドカラーや大ぶりのサイズ感が特徴のアクセサリーやキーホルダー、サンキャッチャーや海外から取り寄せた雑貨、時期に応じて全国各地のハンドメード作家の作品もそろえる。このほか、長女の來風(らいか)さんが作った「ぬりえアート」なども販売する。商品価格帯は1,000円~4,000円。
「海が好きなことや家族との時間を作りたくて沖縄に移住したが、店を始めて3年半で、私の作品を求めて沖縄県外から目指して来店してくださる方もいてうれしい」と純夏さん。
竜樹さんは「妻は移住前からイベント出店で、お客さまの『また来るね』に喜び活力にしてきたが、その姿を見て、家族で思い切って挑戦しようとこれまでやってきた。僕がキッチンカーで沖縄県内のイベントに出店することで、来店にもつながっている。お客さま一人ひとりを大切にしていきたい」と話す。
「来てくれたお客さまには元気になって帰ってもらいたい。私が元気過ぎるので『パワースポット』と呼ばれるほど」と純夏さん。「家族の形の変化に応じて移転をしてきたが、これからは地域密着で、名護の繁盛店を目指したい。アットホームな雰囲気で、家族で協力しながら営業していきたい」と意気込む。
営業時間は11時~16時。