飲食店「食堂ペリカノ」(名護市城1、TEL 0980-43-1860)が7月23日、名護の繁華街にオープンした。
「食堂・喫茶店・ファミレス・居酒屋とそれぞれの利用シーンのように来店できる店」をコンセプトにする同店。南城市出身で那覇市の居酒屋「小やじ」に7年間勤務してきた金城祐太さんが名護にIターンしてオープンした。
店舗面積は19坪。席数は、カウンター=14席、テーブル=9席。店内は、照明をつり下げ、グレーや木目調を基調としている。
名護に出店したきっかけについて、金城さんは「20歳のときに飲食業界に飛び込んだが、始めて勤務したのが名護市内のホテルの厨房(厨房)だった。そのときに名護の街の良さを知り、自分が料理人を始めた場所で開業したくなった」と話す。「物件と巡り合ってこの場所に決めた」とも。
料理は、日替わりのほか、季節ごとに内容を変えながら創作で提供する。メニューは「マダイ昆布締めとグレープフルーツのマリネ」(780円)や「鱚(きす)の南蛮漬け」「蒸し鶏ポン酢」(以上580円)、「淡路島産玉ねぎのゴルゴンゾーラグラタン」「チキンカレー」(以上650円)、「ラム肉メンチカツ」(350円)、「マーボー豆腐」(550円)、ご飯とみそ汁に小鉢2品をセットする「ペリカノ定食」(450円)など、約30種類を用意する。
ドリンク類は、生ビール(380円)、「生レモンサワー」(400円)、「コウバシ緑茶割り」「さんぴん茶割り」(以上400円)、泡盛(350円~)、ソフトドリンク(300円)など約40種類を提供する。
客単価は3,000円~3,500円を見込む。
金城さんは「料理は付け合わせにも力を入れ、ありそうでないような組み合わせでも提供していく」と話す。オープンから約2週間の様子については、「地元客がコンスタントにあり、ありがたい出だし。不安もあったが、どのようにしたらお客さまに喜んでもらえるかを常に考えてきたこれまでの経験に自信を持って、これからもちょっとした気配りや目配りを欠かさずに地元の人に親しんでもらえ必要とされる店にしていきたい」と話す。
営業時間は17時~24時。