ホテル「TWIN-LINE HOTEL YANBARU OKINAWA JAPAN（トゥインラインホテルヤンバルオキナワジャパン）」（TEL 0980-53-0330）が8月12日、名護市幸喜にオープンした。

「トゥインラインホテル」の客室

　運営は、ホテルやレストランなどの開発・運営を手がける「カトープレジャーグループ」（東京都港区）。2月末まで営業してきた「沖縄サンコーストホテル」を設備の老朽化やトレンドの変化により全館リニューアル改装した。

　新ホテルは軽井沢に次ぐ国内2カ所目の「TWIN-LINE HOTEL」ブランドを展開し、沖縄在住作家のアート作品展示や、ライブ感のある空間で伝統的な沖縄料理が楽しめるレストランを設ける。

　客室は約29平方メートルから約115平方メートルまで各部屋を用意する。客室数は、オーシャンスタイルスーペリアルーム（最大3人まで）＝24部屋、オーシャンスタイルデラックスルーム（最大6人まで）＝64部屋、サンコーストオーシャンスイート（最大4人まで）＝2部屋、サンコーストオーシャンコーナースイート（最大6人まで）＝2部屋の計4タイプ92部屋。単身、家族連れ、長期滞在者など客のライフスタイルに合わせたサービスを提供する。

　館内は、ビュッフェ形式で朝食と夕食を提供するレストラン「琉球やんばるダイニング セッション」をはじめ、1階と11階には自由に滞在が楽しめる共有スペースを設置する。11階の「ランドリー＆ラウンジ 2LDK」では、ビリヤード、ダーツ、ボードゲームがドリンクを飲みながら時間無制限で楽しめる。

　高山啓二支配人は「初日からたくさんの予約があり、出だしは好調。来年には新棟も完成する予定。地域に根差したホテルとして、地域の人にも利用してもらえる営業を展開していきたい」と話す。