メキシコ料理店「El Cielo Cantina(エル シエロ カンティーナ)」が9月8日、名護市辺野古にオープンした。
「タコス」や「トルティーヤ」を中心としたメキシコ料理を中心に提供する同店。席数は、カウンター席6席、テーブル席15席。店内は壁に描かれたイラストが目を引く。
名護市出身で店主の鈴木斎さんは「キャンプシュワブに勤務するアメリカ人から、『本場の味のタコスが食べたいが、なかなか店がない』という話を聞いていた。米兵や地域住民にメキシコ料理を提供したいと思い、半年かけて準備を進めてきた」と話す。
メニューは、「フィッシュタコス」「ナチョス」「タコス」「ブリトー」など。ビールやカクテル類もそろえる。鈴木さんによると、フードメニューはボリューム感を売りにするほか、「本場の味」を再現するため鈴木さんの友人でレストラン経営の経験を持つアメリカ・カリフォルニア出身のダミアンさんからレシピと調理指導を受け、サルサソースなども手作りしているという。
鈴木さんは「辺野古地域はキャンプシュワブと交流があり、かつては今以上の人出でにぎわっていたという。近隣にないような食文化を発信し、地域活性化に貢献できたら」と意気込む。
営業時間は16時~22時。