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名護で「防災体験ワークショップ」 親子連れが災害への備え学ぶ

「防災について親子で学んでもらえたら」と比嘉憲亨さん、伊藤貴庸会長、伊元諒悟さん(写真左から)

「防災について親子で学んでもらえたら」と比嘉憲亨さん、伊藤貴庸会長、伊元諒悟さん(写真左から)

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 イベント「防災体験ワークショップ in NA-GO!」が 10月21日、名護市防災研修センター(名護市大北3)で行われる。

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 主催は日本青年会議所沖縄地区協議会(那覇市高良3)。防災意識の向上を目的に初開催する。親子連れを対象にワークショップ形式で開催し、災害の疑似体験を交えながら防災について学ぶ。

 開催のきっかけについて、同協議会の伊藤貴庸会長は「7月に発生し8月初旬に影響を及ぼした台風6号では、断水や長引く停電など、県民も予想できないような被害が各地であった。それを受けて、防災について改めて考える場が必要だと感じて企画した」と話す。

 当日は、同センターの「防災センターゾーン」で地震や火災、水害などを疑似体験してもらうほか、台風6号の被害への行政の対応や当時の状況、今後の防災対策などについて、名護市社会福祉協議会の職員が説明する。

 「君なら何を入れる?実際に防災リュックを準備しよう」では、防災バッグに必要とされる物を子どもたちが実際に詰め、災害時に必要な備蓄品について学ぶ。イベント参加者には、防災バックと防災グッズを進呈する。

 同イベント実行委員長の伊元諒悟さんは「防災の第一歩は知ることだと思うので、この機会にまずは備えることを知ってもらえたら。備えがあれば有事に対応できることを知ってほしい。県内各地の親子が楽しく学ぶ機会にしたい」と話す。

 開催時間は9時30分~13時。定員は80人。

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