名護高校(名護市大西5)ラグビー部が現在、「第102回全国高等学校ラグビーフットボール大会」への出場へ向けて練習に励んでいる。
今月27日~1月7日の日程で、大阪府東大阪市で開催される同大会。同校は11月4日に市内で行われた沖縄県予選で、コザ高校(沖縄市)を下して2年ぶり20回目の花園出場を決めた。
県予選を振り返り、比嘉礼キャプテンは「自分たちの武器はフォワード。フォワートを起点としてチームを作れたことで花園の切符を勝ち取れた」と笑顔を見せる。
チームは現在、選手間で練習メニューを決めて日々練習に励んでおり、「全員が花園に向けて戦闘態勢。緊張感が常にグラウンドにある」(比嘉キャプテン)という。
「昨年は花園に出場することができずに、1年間悔しい思いをしてきた。その思いをバネに、沖縄勢がこれまで越えられなかった花園でのベスト8の壁を壊して記録を塗り替え、歴史を変えていきたい」と意気込む。
田仲祐矢監督は「2年ぶりの全国大会出場を決めることができ、安心している。チームの状態は良く、フォワード選手の体も大きくなっていて、チャージが何かと言われるとフォワードの強さ。目標のベスト8を目指して頑張りたい」と話す。
同校は大会初日の今月27日13時25分から、和歌山県の近畿大学付属若山高校と対戦する。