マラソンイベント「名護チャレンジRUN2024」が1月21日、名護市内で開催された。主催は名護市などでつくるNAGOハーフマラソン実行委員会(名護市港2)。
「NAGOハーフマラソン」の代替イベントとして、昨年に続き2回目の実施となった同イベント。地域活性化などを目的に開き、昨年は約500人が参加した。
コースは、20キロ、10キロ、小学・中学生を対象に今回新設した1.5キロの3コース。市街地の「名護大通り」を発着点に、オリオンビール工場横の急勾配を駆け上がり、東海岸・大浦地域の「わんさか大浦パーク」を折り返すコースはアップダウンを繰り返す。
雨上がりの曇り空で迎えた当日は、開会式で渡具知武豊名護市長が「山風海風に乗って自然を感じて走ってほしい」とあいさつ。それぞれのコースに分かれ、緊張した面持ちの参加者が声援を受けながらスタートした。
参加者数は、20キロ=761人、10キロ=208人、1.5キロ=58人の合わせて1027人で、市内からの参加が289人、市外からは659人、県外からは79人だった。
同実行委員会事務局の宮城亮子さんは「地域の活性化も目指す中で、参加者数が昨年の倍だったのは良かった。『コースのアップダウンがとてもきつい』と聞くが、名護市街地を一望できる眺めが見られるのも特徴の一つ。コースも名物にしていきたい。来年の開催に向けて、さらに盛り上げていきたい」と話す。