「虎キャンスタンプラリー」が現在、宜野座村で行われている。
阪神タイガースの春季キャンプに合わせて村を訪れる旅行者に向け、同村の魅力を発信しようと昨年から始まった同企画。同球団公認グッズを製作している刺しゅう店 「RicH?!(リッチ)」を営む松田健さんが主催し、宜野座村観光協会の協力で行う。
スタンプラリー参加店は、「てんぷす食堂」、「パーラーぎのざ」、居酒屋「HANAYA」、「宜野座のお菓子屋SUN」、クレープ・ソフトクリーム店「Cream Cream(クリーム クリーム)」、「刺しゅう店 RicH?!(リッチ)」の6店。「宜野座のお菓子屋SUN」では、旬の地元産イチゴを使った「いちごパフェ」を用意するほか、「Cream Cream」では同球団ロゴの入った旗を飾り付けた「虎サンデー」を用意する。
専用台紙は参加各店に設置する。500円以上の利用でスタンプ1個を獲得できる。各店では色が異なる「虎キャン」ロゴマーク入り缶バッジを進呈する。缶バッジは各店先着300個限定。スタンプを5個以上集めた人を対象に、トートバッグやオリジナル帽子を進呈する抽選企画も行う。
宜野座村観光協会スタッフの幸喜達也さんは「キャンプ期間は多くの方が村に来るが、キャンプ会場で完結してしまい村内に回遊の導線を引くことができないのがこれまでの課題だった。民間主導で企画を実施してもらえることはとてもありがたい」と話す。「タイガースが日本シリーズで優勝したことで今年は一段と旅行者が多いのでは。この機会に宜野座村の魅力を知ってもらえたら」とも。
松田さんは「私自身がタイガースファンのため、宜野座村のことを伝えたいという思いで企画した。缶バッジ製作や各店への声掛けなどは大変だが、スタンプラリーによって来店客が増えたと各店から聞いている。キャンプ会場のグルメブースに出店している店もあるので、キャンプと村内の店巡りの両方を楽しんでもらえたら。タイガース2連覇に向かって宜野座村からスタートするので、みんなで気持ちを一つにチームを応援したい」と意気込む。
2月27日まで。