格闘技イベント「山城グループ presents レキオバトル名護 vol.7」が3月3日、名護市民会館(名護市港2)で行われる。
「レキオバトル」を告知するエボリューションムエタイジムのメンバー
2017(平成29)年以来、総合格闘技やボクシングなどテーマを変えながら年に1、2回開催してきた同イベント。イベント実行委員長でエボリューションムエタイジム(大東2)を経営する大島健太さんが主催する。
今回は、キックボクシングの試合を中心に、エキシビションマッチ2試合とプロマッチ3試合、セミプロマッチ4試合、アマチュアマッチ10試合の合わせて19試合を行う。
メインイベントは、67.5キロ契約で行うINNOVATIONウェルター級1位の涼矢選手とタイキック宇治所属のナオキ・プゥアンタオムエタイ選手との一戦。エキシビションマッチには、K-1スーパーフェザー級王者のレオナ・ペタス選手と初代スーパーフライ級王者・砂辺光久選手、K-1ミドル級王者・松倉信太郎選手、WPMF世界フェザー級暫定王者・安本晴翔選手が出場する。
目玉の試合は、エボリューションムエタイジムに所属する名護商工高校1年の大城宝石(じゅえる)さんのプロデビュー戦。小学5年生からキックボクシングを始めた大城さんは、中学2年生の11月に沖縄県で行われたアマチュアキックボクシング大会「HATASHIAI沖縄」で女子50キロ級王者となったほか、同12月にはアマチュアキックボクシング協議会が認定する全日本U-15女子45キロ級王者になり、中学3年生の8月には「RISE Nova全日本女子」の47キロ級トーナメントに挑戦して優勝を果たすなど、実績を積んできた。これまでの戦績は35戦26勝。
大城さんは「母の勧めで健康のためになる習い事のキックボクシングを始めたが、初めての大会で大負けして悔しかったことがきっかけで本気で取り組むようになった。不安も大きいが、絶対に勝つという気持ちで楽しみながら挑みたい」と意気込む。「強みは右ストレート。プロへの転身は、家族やジムの皆さんに毎日サポートをしてもらってきたおかげ。感謝の気持ちを結果で示して恩返ししたい」とも。
大島さんは「昨年9月に行った第6回大会には500人の来場があった。回を重ねるごとに少しずつ大会も定着してきたように思う。今回はレベルも高く、有名選手も出場するので見ごたえもあるにぎやかな大会になりそう。格闘技で名護を盛り上げていきたい」と話す。
開催時間は15時~。前売り券の価格は、指定席=4,000円~、立見席=3,000円、中学生立ち見=1,000円、小学生以下無料(当日券は各500円増し)。