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名護に居酒屋「のすけ」 県内外の魚介類での炉端焼きメインに

「素材の鮮度や質にこだわった料理を提供したい」と兼島さん

「素材の鮮度や質にこだわった料理を提供したい」と兼島さん

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 海鮮をコンセプトにした「居酒屋のすけ」(名護市大中1、TEL 080-9851-5145)が3月3日、名護十字路近くにオープンした。

名護の「居酒屋のすけ」店内

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 場所は、昨秋に閉店した「奴寿司」跡。席数は、カウンター=10席、テーブル=16席。屋外に2人分の立ち飲みスペースも設ける。コンクリート調と木目調を基調に仕上げた店内では炭火を使う炉端焼きをメインに提供。30代~40代をメインターゲットに据える。

 店主は、名護市内や那覇市内で居酒屋の料理長を務めたり店舗を立ち上げに携わったりしたことがあるという地元出身の兼島竜之介さん。「飲食業界で10年間経験して自信が付いたタイミングで独立を決めた」と話す。

 メニューは、北海道厚岸町の漁師から直接仕入れるカキを使った「焼き牡蠣(がき)」(550円)や「赤エビ」(250円)、日替わりの沖縄県産「焼き魚」(460円)など。季節や旬に応じて用意する。

 「高菜ポテトサラダ」(460円)や「麻辣(マーラー)アボカド」(420円)、「長芋とキュウリのおひたし」「のすけ特製のなめろう」(以上450円)などの創作料理もそろえる。アルコール類は、生ビール(560円)やハイボール(450円)、酎ハイ(500円)などのほか、焼酎や全国各地の日本酒を10種類以上用意する。

 客単価は3,500円~4,000円を見込む。

 兼島さんは「お客さまとのコミュニケーションを大切にし、距離感の近い店にしていきたい。同じ料理でも甘辛や濃淡など好みの味わいを、飲み物の好みなどに合わせて細やかに提供したい。メニューも増やし、県外の魚も産地直送で積極的に仕入れていきたい」と話す。「店舗は昨秋から4カ月間かけて自分で改装をしたので既に愛着がある。お客さまからの『おいしい』が一番のやりがい。これまでの周りの協力に感謝しながら、愛される店に育てていきたい」とも。

 営業時間は17時~23時。日曜定休。

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