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名護で「東海岸フラワーフェスティバル」 地域が結束固め開催10回目

「名護東海岸フラワーフェスティバル」会場のオープンガーデン

「名護東海岸フラワーフェスティバル」会場のオープンガーデン

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 イベント「第10回名護東海岸フラワーフェスティバル」が現在、名護市の東海岸一体エリアで行われている。

「名護東海岸フラワーフェスティバル」会場の様子

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 2011(平成23)年に東海岸の久志地域を走る国道331号が「日本風景街道」の一つとして「やんばる風景花街道」に認定されたことを記念して始まった同イベント。久志地域の魅力の発信や観光街道としての発信などを目的に行い、今年で10回目を迎える。主催は、久志区や辺野古区、安部区、天仁屋区など、久志地域の13区。

 同イベントの目玉は、地域住民が中心となり庭を開放するオープンガーデン。13区内の個人宅や各地区の老人会や婦人会が整備する「ゆいまーるガーデン」など20カ所を会場に、開花を迎えている季節の花や木を鑑賞することができる。

 参加者は、「わんさか大浦パーク」やリゾートホテル「カヌチャリゾート」、久志地域内の共同売店などで販売されるチケットを購入し、購入時に配布されるパンフレットを見ながら自由に巡ることができる。

 昨年はシニア層を中心に約800人が参加したという。今年は、若年層や家族連れにも楽しんでもらおうと、週末を中心に各区で17の関連イベントを行う。内容は、「美ら島自然学校 ウミガメ飼育しちょんどー」「カヌチャリゾートで開催!花庭マルシェ」「天仁屋区コスモス畑で絵を描こう!」「二見といえばヤギ汁」など。

 同イベント事務局の江利川法孝さんは「名護の東海岸は目的がないとなかなか来てもらえない場所だが、地域のみなさん同士が結束を高めて自分たちのイベントとして取り組むことによって、市内外の方に改めて久志地域を知ってもらうきっかけになっている。10回目の節目を迎えられたことは地域の皆さんのおかげで感慨深い」と話す。

 「イベントのキャッチコピーは『花づくり人づくり地域づくり』。花をきっかけに家主さんとも交流することで人の温かさを感じてもらい、地域を好きになってもらえたら。遠い親戚の家に行くような感覚でガーデン巡りを楽しんでほしい」と呼びかける。

 チケット料金は、一般=500円、高校生以下無料。3月24日まで。

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