食べる

名護に軽食店「ハグリントン」 元保育士女性「子どもに寄り添う店に」

「子どもたちを見守りながら寄り添いたい」と店主の岸本さん

「子どもたちを見守りながら寄り添いたい」と店主の岸本さん

  • 0

  •  

 軽食店「パーラー HUG RIN TON(ハグリントン)」(名護市宮里3、TEL 090-1940-9654)が4月6日、オープンした。

「パーラーハグリントン」が提供する「タコライス」

[広告]

 同店を開いたのは、地元出身でこれまで20年以上保育士として勤務してきた岸本由香さん。自宅横の敷地に設置したプレハブの建物にカラフルなペイントを施しすなどして改装した。店の前にはテーブル席12席を設ける。

 出店のきっかけについて、岸本さんは「以前から母とパーラーをやりたいと話していたことや保育士としてやり切ったという気持ち、もっと多くの名護市内の子どもたちと触れ合いたいので開業を決めた」と話す。2年前から構想を進めてオープンにこぎ着けた。店名には、地域の子どもたちを抱きしめて見守りたいという思いを込めた。

 子どもには気軽に寄ってもらい、忙しい母親の炊事も助けたいと7時から営業。メニューは時間帯によって変える。商品の価格は100円からとする。

 7時から提供するメニューは、「おにぎり」「ウインナードッグ」(以上200円)や「沖縄そば」(150円)、「日替わりスープ」(200円)など。10時から提供するのは「オムライス」「カレーライス」「タコライス」(Sサイズ=200円、Lサイズ=500円)や「焼きそば」(350円)、「オムそば」(400円)、「かき氷」(Sサイズ=100円、Lサイズ=300円)、「パンケーキ」(200円)など。15時から提供するのは「たこ焼き」(350円)を中心とする。

 1枚当たり100円のチケットで寄付を募り、子どもに還元する仕組みも用意する。還元を受けた子どもには備え付けのノートに寄付へのお礼を書いてもらう。

 「保育士としていろいろな子どもたちと接してきた。当店に立ち寄ってくれる子どもには、大人に見守ってもらっているという安心感じてもらい、助け合う心を学んでほしい」と岸本さん。「子どもたちに声をかけながら登下校も見守りたい。地域の子どもに寄り添いながらにぎやかな場になれば」と話す。

 営業時間は、7時~13時、15時~19時(日曜・祝日は9時~18時)。水曜定休。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース