地域交流拠点施設「わんさか大浦パーク」(名護市大浦、TEL 0980-51-9446)が4月27日、リニューアルオープンした。
2011(平成23)年3月にオープンした同施設。名護市東海岸の二見以北地域では過疎化が進んでいることなどを背景に、地域の魅力発信拠点として10集落の地域が資金を出し合い、農産物販売や食堂などを備え、カヤック体験などの自然体験プログラムを提供する施設としてこれまで営業してきた。運営会社「わんさか」(同)によると、年間来店者数は約10万人という。
深田友樹英社長は「オープンから10年以上がたち、地元農家出荷品の陳列状況改善の必要性や、イベントの際にトイレが足らなくなること、新たに壁の設置の必要があるなどいくつもの課題が上がってきた。名護市への働きかけなどを経て昨年6月から11カ月間をかけて全面リニューアルを行った」と話す。
今回、農産物や花木の販売コーナー、テイクアウト専門の軽食店「わんさかパーラー」、地産地消レストラン「朝日のそばのあたいぐゎキッチン」を開設したほか、今夏のオープンを予定するカフェテナント、多目的室、シャワールーム、屋外に大型遊具と芝生広場を新設した。延べ床面積は685.62平方メートル
深田社長は「やんばるの自然を感じながらより楽しめる施設にしていきたい。多くの人にお越しいただけるよう努め、久志地域のファンを増やしていきたい」と意気込む。
営業時間は9時30分~18時30分(9月~2月は10時~18時)。