サンドイッチ専門店「CAMEL(キャメル)」が本部町浦崎にオープンして1カ月がたった。
元かき氷店だった物件を、店主の向畑志一さんが友人と改装したという同店。壁を手塗りしたほか、カウンターも手作りという。店舗面積は約6坪。席数は、カウンター席3席、テラス席4席。
向畑さんは「北部で朝ごはんを食べようと店を探した際に、朝から開いているお店が少ないと感じ、朝ごはんが手軽に食べられる店があったらとの思いから出店した」と話す。小西香衣店長がサンドイッチを作ることが好きだったことから、サンドイッチ店にしたという。
看板メニューは、卵や玉ねぎ、ベーコンなど6種類の具材を挟み2段にしたボリューム感が売りの「CAMEL SAND」(900円)。このほか、「BLT サンド」(800円)、「シークワーサーバジルチキンサンド」、「スパムエッグサンド」(以上700円)など7種類のサンドイッチ、「フレンチフライ・ドリンクセット」「フレンチフライ・スムージーセット」、好みのサンドイッチ3種類を詰め合わせた「サンドボックス」(2,100円)を用意する。
スムージーは、「黒糖バナナスムージー」「紅芋バナナスムージー」「オレオバナナスムージー」(以上600円)など6種類を用意。「ミックスジュース」「オレンジジュース」(以上450円)などのフルーツドリンク、「オリオンビール」(600円)もそろえる。
小西店長は「改装中から地元の方が声をかけてくれて、応援してくれていた。オープンしてから、家族の集まりにサンドボックスを買ってくださったり、店づくりを提案してくれたりして一緒に店を作っている感覚。SNSやグーグルマップを見て来てくれた旅行客もいた。1日の始めにお客さまに『いってらっしゃい』が言える店として、みなさんの生活の一部になれたら」と話す。
「今後、規模を拡大し2店舗目を出したい。近隣ホテルと連携をとって配達できるようにもしていきたい。ドライブや仕事前の朝食として気軽に寄ってもらえたら」とも。
営業時間は金曜・土曜・日曜=7時~15時。