音楽イベント「七夕Live2024芸音感道(げいおんかんどう)」が7月7日、「沖縄フルーツランド」(名護市為又)で開かれる。
主催は、やんばるエリアを拠点に実演家として活動する比嘉翔也さん。「創作芸団レキオス」の8代目団長を退団後、ソロアーティストとして初のイベントとなる。比嘉さんは「イベントを通して、これまで育ててくれた環境や創作芸団レキオスから送り出してくれた人への感謝、これから進む道を表現したい」と話す。
当日は、比嘉翔也さんが声を掛けて集めた出演者が「唄三線」「和太鼓」「獅子舞」「エイサー」「琉球舞踊」を披露。沖縄の伝統芸能を現代風にアレンジし、「伝統と新しいエンターテインメントを融合したステージ」を展開するという。出演者は比嘉さんのほか、琉球舞踊「新里直子琉舞道場」、バンド「HoRookies」、和太鼓演舞「特別ユニットKaura」、シンガーソングライターの黒島アリスさんら。会場内にはフードブースを設け、アルコールドリンクや唐揚げやポテトフライなどの軽食を販売する。座席は500席を用意する。
イベントのタイトルについて、比嘉さんは「音は躍動と人の感情を操るもので、音楽と芸能が一体となり芸術になる。感謝の心を忘れずに感性を磨き、新しい道の始まりを表したくて名付けた」と話す。「食べたり飲んだりしながら沖縄の芸能を鑑賞してもらえるのは斬新なスタイル。非日常的なステージを届けたい」とも。
18時開場、19時開演。当日チケットの価格は4,000円(フード・ドリンク付きは5,000円)。