レッサーパンダ「さくら」(雌、9歳)の誕生日イベントが6月27日、動植物園「ネオパークオキナワ」(名護市名護)で行われた。
2021年7月、山口県の「徳山動物園」から繁殖のためにやってきたさくら。同園が沖縄県内で唯一レッサーパンダが見られる施設とあって、来園者の人気を集めている。
プレゼントされたのは、さくらの大好物という蒸したサツマイモとリンゴで文字をかたどって作った「SAKURA HAPPY BIRTHDAY」と書かれたプレート。プレートを見つけるやいなや、一目散に駆け寄り一気に食べ尽くした。
同園動物管理・飼育員の弓野真希さんは「絶滅危惧種のレッサーパンダを多くの人に知ってもらうためにも開いた。さくらは、もう1匹のレッサーパンダ『ちゃる』よりも人見知りでおとなしい性格。今日はいい食べっぷりだった。7月18日には、「ちゃる」の誕生日イベントも行う。これだけ近い距離でレッサーパンダが見られる所も珍しいと思うので、見に来てもらえれば」来園を呼びかける。
同園では、毎日11時と15時の2回、「レッサーパンダおやつあげ体験」を実施している。