食堂「ゆくいどぅくま~」(名護市三原)が「三原共同売店」横にオープンして1カ月がたった。
店舗面積は約20坪。店内は、カウンター席5席、テーブル席16席。「三原共同売店」を運営する「エム-ケイ総業」(汀間)が、同一建物内に出店した同店。店名は沖縄の方言で「休憩所」を意味し、「皆が集まる憩いの場所になれば」との思いを込めた。
同社の金城守社長は「三原地域は過疎化が進んでおり、飲食店の数も少ない。売店で販売していたカップの沖縄そばが好評だったこともあり、地域を活気づけようと飲食業に挑戦することにした」と話す。
メニューは、豚骨ベースの「アグー三枚肉そば」「カレーそば」「アグー丼」(以上800円)、総菜を盛り合わせた定食「おかず」(750円)、「カレーライス」「焼きそば」(700円)、「しょうが焼き」(850円)、「カキ氷」(200円)など。近隣の農家から仕入れる野菜などを使う。
オープンからこれまでの様子について、金城さんは「メニューは事前に地域の人にアンケートを採って決めた。平日は地域の人や車で通りすがりのビジネスマンの来店があり、週末には観光客の来店もある」と話す。「食堂の営業が落ち着いてきたら、月に一度子ども食堂を行いたい。地域の人たちとも協力し合いながら、ゆいまーる(助け合い)の精神でやっていきたい」とも。
営業時間は11時~16時。木曜定休。