相撲イベント「名護ちびっこ相撲大会」が8月31日、「21世紀の森相撲場」(名護市大南2)で初開催される。
主催は名護青年会議所(城2)。同団体の「青少年育成LIEN委員会」が取り組む青少年育成事業の一環として、相撲を通じて子どもたちの礼節や思いやりの大切さを伝え、周囲への感謝の心を育み成長につなげることを目的に初の試みとして企画した。
対象は、沖縄県内在住の小学生の男女。当日は学年別のトーナメント方式で試合を実施し、各学年の1位~3位を競う。現在、豊見城市や伊江村島など名護市外からの申し込みも25人ほどあるといい、名護市内からの参加者を含め約60人を定員にする。
「青少年育成LIEN委員会」の徳田真一委員長は「昔、相撲の文化が鹿児島から沖縄全土に広まる玄関口となったのが名護という歴史的背景や文化を大会を通じて発信、継承していきたい。相撲は体と体のぶつかり合い。怖いイメージがあるかもしれないが、集中力や忍耐力向上につながることもあるので相撲を経験したことない子どももぜひ挑戦してほしい。勝ち負けにこだわらず、これを機に相撲の楽しみを知ってもらえたら」と呼びかける。
10時開始。参加費=1,500円。事前の参加申し込みが必要。申し込み期限は8月1日17時まで。