インドネシア料理店「ワルンルンパ」(名護市城1、TEL 090-4470-3674)が移転オープンして7月28日で3カ月を迎える。
昨年12月まで本部町伊豆味で営業していた同店。東京都にも同店の「荻窪店」(東京都杉並区)がある。店主は、インドネシア・ジャワ島出身で東京在住の日高ディ二さん。「インドネシア風スパイスカレー」をメインに、インドネシアの家庭料理などを提供する。
同店スタッフの和田麻里さんは「荻窪店を出店するために伊豆味の店舗を閉店したが、名護市街地で良い場所が見つかれば再開したいと思っていた」と話す。オープンから3カ月がたち、「インドネシア料理になじみのない人が多いと思うので、メニューも試行錯誤しながら営業してきた。インドネシア好きな人や前店のお客さまを中心に来店がある」と話す。
店舗面積は約10坪。席数は、カウンター席6席、テーブル席14席。料理に使う食材は現地からも取り寄せ、本場の味わいを再現しているという。人気メニューは、「牛すじ煮込みカレー」と「鶏肉ココナツカレー」に日替わりの5種類の総菜を盛った「ワルンカレー」(1,500円)。カレーはスパイスとココナツで作るという。
このほか、「ナシゴレン」(850円)やご飯の上に数種類のおかずを乗せ「ナシチャンプル」(1,580円)、ゆでた野菜にピーナツソースをかけた「ガドガド」(680円)、ピーナツソースを使った「インドネシア風焼き鳥」(480円)、米粉麺とココナツスープを合わせた「インドネシア風ラクサ」(1,100円)など約20種類そろえる。
ドリンク類は、インドネシアビール「ダニタン」(680円)やバリ島の蒸留酒「アラック」、「クラフトラム」、「ジン」(以上800円)、ハイボール(500円)など約15種類。
和田さんは「今帰仁村や本部町のホテルとも提携して朝食のデリバリーも行っており、7月からは週末にランチ営業も始めた。8月中にはデザートメニューも開発して、夜カフェのようなスタイルでも営業していきたい。気軽に来店してもらえたら」とも。
営業時間は、11時30分~15時(土曜・日曜のみ)、18時~23時(金曜・土曜は24時まで)。