格闘技イベント「山城グループ presents レキオバトル名護 vol.5」が2月5日、名護市民会館(名護市港2)で開催される。主催は名護ファイティングスポーツ実行委員会。
2017(平成29)年に初開催した同イベント。きっかけについて、実行委員長でエボリューションムエタイジム(名護市大東2)を運営する大島健太さんは、「名護市は、約6万4000人の人口に対して格闘技のジムが3施設もあり、需要は大きい。やんばるで格闘技を盛り上げたいという思いから始めた」と話す。コロナ禍で3年ぶりの開催となる。
「アマチュアの部」と「プロフェッショナルの部」の2部制。「アマチュアの部」では、市内外のジムに所属する地元選手など88人が参加し、44試合を行う。
「プロフェッショナルの部」では、公式戦7試合やエキシビションマッチなど、10試合を展開。目玉試合は、名護市出身でキックボクシング選手の涼矢さんと「真樹ジムオキナワ」(浦添市)に所属する翁長将健さんの対戦や、K-1スーパーフェザー級王者のレオナ・ペタスさんと初代スーパーフライ級王者の砂辺光久さんの対戦。
そのほか、オープニングアクトとして、沖縄県出身ミュージシャンの伊波秋杜さんによるパフォーマンスや、総合格闘家の山本美憂さんとK-1スーパーフェザー級王者のレオナ・ペタスさんによるトークショーも予定する。
大島さんは「名護・やんばるは格闘技が盛んで、原石の選手も多い。昔は東京など中央の都市でないと世界を目指すことができなかったが、今はやんばるから世界を目指せる環境も整ったと感じる。このイベントの規模も今後、大きくしていきたい」と話す。
「キックボクシングは観戦も面白く、老若男女幅広く楽しむことができる。お祭り感覚で来てもらい、観戦して応援を送ってもらえれば」と呼びかける。
開催時間は、アマチュアの部=12時から、プロフェッショナルの部=16時30分から。料金は、アマチュアの部は無料。プロフェッショナルの部は、立ち見席(200席)は3,000円。指定席(400席)は完売。