東村のホテル「HUNDRED DAYS HOTEL(ハンドレッドデイズホテル)」(東村有銘、TEL 0980-43-7480)1階にカフェ&バーがオープンして2カ月がたった。
昨年10月1日にオープンした同ホテル。オープン前の準備期間には、「きったねー廃墟を超人気ホテルに変えるパリピ」をキャッチフレーズに、同ホテルの若松瑠美支配人がSNSで様子を発信し始めた。同カフェ&バーは、宿泊者への飲食サービスの提供や周辺に飲食店がないことから、これまでフリースぺースだった場所を活用した。
「タイの屋台のようなアジアンチックな雰囲気」をテーマに、トルコランプの照明や、タイル張りのカウンターを備える。席数は、テーブル=24席、カウンター=13席、ホテル入り口横にテラス席6席も設ける。ビリヤード台も設置。「せいろ蒸し」をメインに提供する。
メニューは、「新鮮おさかなとおにぎりせいろ蒸し」(1,300円)、自家製のサルサソースを使った「チーズとろっとろ特性タコライス」(1,100円)、やんばるの野菜や東村の豚を使う「パイとんとお野菜せいろ蒸し」(1,500円)のほか、「モッフル&アイス」(500円)、プリンとクリームソーダ―をセットにした「レトロ喫茶セット」(1,000円)などを用意する。
ドリンクは、沖縄県産の果物を使った「パイナップルスムージー」「スイカスムージー」(以上900円)など。アルコール類は「オリオンビール」(650円)、「ハイネケン」(800円)、タイビール「チャーン」(800円)など瓶ビールを7種類そろえる。
オープンからこれまでの様子について、若松支配人は「オープン当初は梅雨だったのでなかなか客足が伸びなかったが、今ではSNSを見た人が来店してくれたり、村民が夜にビールを飲みに来てくれたりと、利用客の割合が県内外半々になってきた」と話す。
「村内でビリヤードがある店は当店だけだと聞いている。村民と一緒にビリヤード大会も開きたい。季節でメニューも変え、再来店したときに違いを楽しんでもらえるように変化し続けたい」と若松支配人。「ティックトックのフォロワー数は13万2700人を越えた。ホテルもカフェも、SNSの視聴者や村民の協力で出来上がっている。手作り感が満載の店内と東村でしか味わえないメニューを楽しんでもらえたら」と話す。
営業時間は11時~22時(宿泊客は9時から)。