「タピックスタジアム名護(名護市営球場)」(名護市宮里2)で1月31日、日本ハムファイターズのキャンプインに合わせ新庄剛志監督主催の花火ショーが行われた。
「ファイターズキャンプ前夜祭花火 名護サクラファイヤーワーク」と銘打ち、サプライズで行われた同イベントは昨年に次ぎ2回目。
この日は、同球場に登場した新庄監督によるカウントダウンの掛け声で花火2200発を打ち上げ。新庄監督は「SHINJO STAGE」から、選手は三塁側スタンドから鑑賞した。
球場内では打ち上げ花火に合わせて、名護高校ダンス部で結成した「名護キャンプガールズ」が「キツネダンス」を披露したほか、シンガー・ソングライターのHARTYさんが音楽ライブを行い、会場を盛り上げた。
イベントを終え、新庄監督は「昨年とは全く違う気持ちだった。皆に楽しんでもらいたい気持ちが人一倍強いので、楽しんでもらえていたら(うれしい)。優勝だけを目指して明日からのキャンプに挑みたい」と意気込む。
名護市東江から来場したという渡辺拓さんは「今年もこのシーズンがやってきたと実感した。花火も思っていた以上のボリュームだった。よりファイターズを近くに感じた。応援したい」と話す。
「キツネダンス」を披露した、名護高校ダンス部員の玉城結衣さんは「出演の話を聞いた時はとてもうれしかった。今までで1番の笑顔で踊ることができた」、同部員の福田莉安さんは「大会と出演がかぶっていたので練習が大変だったが、みんなで頑張った。新庄監督やテレビ放送で多くの人に見てもらえてうれしい」と笑顔を見せる。
スタジアム周辺では今月26日、地元企業がキャンプを歓迎するのぼりを設置。2月1日~27日にタピックスタジアム名護とかいぎんスタジアム国頭(国頭村)で行われるキャンプ期間中は、スタジアム外でキッチンカーによる地元グルメ販売も行われる。