島豆腐料理専門店「えびす豆腐料理店」が8月7日、名護市宮里にオープンした。
今春3周年を迎えた豆腐卸売店「えびす豆腐店」(数久田)が開いた同店。2年ほど空き店舗となっていた「パンのEBISU」跡に出店した。
運営は「エビス食品」(宮里)。出店の経緯について、店主の比嘉穰二さんは「島豆腐をもっと多くの人に知ってもらいたい考えが父の運営するエビス食品と同じだった」と話す。
席数は20席。キッズスペースも備える。豆腐は水に一晩漬けた大豆をすり潰し、遠心分離器にかけて加熱せずに豆乳を搾る「生絞り製法」で毎朝作る。メニューは、「ゆし豆腐定食」(700円)や「ゆし豆腐そば定食」、「スンドゥブ定食」(以上850円)、「マーボー豆腐定食」(900円)など約10種類。エビス食品が運営する「お菓子のEBISU」とコラボした「豆乳プリン」(250円)も提供する。
「オープン以来、ありがたいことにSNSでの口コミなどで満席が続いており、国内外からの観光客の来店もある。島豆腐は沖縄のソウルフード。若い世代にも来店してもらいたい」と比嘉さん。「9月から『チャンプルー定食』などを新たに提供する。店内で豆腐を販売する」と話す。
11時~15時。水曜定休。