沖縄そば店「沖縄そば うっちや~」(今帰仁村仲尾次)が8月28日、北山高校向かいにオープンした。
店舗面積は約30坪。木材を基調にした店内には沖縄の瓦をディスプレーし、さまざまな利用客のシーンに対応する。席数は、カウンター席8席、テーブル席12席、座敷席30席。
運営するのは、今帰仁村出身で幼なじみ同士の内間貴之さんと、同村内で洋食店「味熟者」を経営していた島塁輝さん。出店のきっかけについて、内間さんは「20歳のころから地元でいつか店を出したいと思っていた。これまでシンガポールで沖縄料理店を経営してきたが、1年ほど前から動き始めて島さんに相談したところ、物件探しから手伝ってくれて、いつの間にか一緒に出店することになった。最高の仲間とのタッグが組めてうれしい」と話す。
提供するそばは、モチモチ食感が特徴の中太生麺を使い、スープには約8時間かけて炊き上げた豚肉とカツオのダブルスープを使う。このほか、島唐辛子を泡盛で漬け込んだ手作り調味料「コーレーグース」、オリジナルブレンドの「島とうがらしパウダー」も用意する。
そばメニューは、アーサ(アオサ)や卵、ソーキなどを載せた「うっちや~そば」(980円)、「うっちや~そば」にジーマーミ豆腐や沖縄風炊き込みご飯「ジューシー」、モズク酢を付けた「うっちや~そばセット」(1,250円)、「ソーキそば」(大=900円、中=800円)、おぼろ豆腐を載せた「ゆし豆腐そば」(850円)、汁なしそば「混ぜそば900円)、トッピングなしの「素そば」(650円)の7種類。
島さんは「周辺にはヴィラが多く、宿泊客が朝ご飯を食べられる店が多くないので朝から営業することにした。内間さんとは、気の置けない仲だからこそのチームワーク。生まれ育った場所で一緒に仕事ができるのは感慨深い。落ち着いたら居酒屋営業もしていきたい。店舗展開も視野に頑張りたい」と話す。
営業時間は7時~17時。