名護でラグビー観戦イベント「やんばるラグビーフェスタ」 飲食ブ ラグビー観戦イベント「やんばるラグビーフェスタ」が10月20日、名護市21世紀の森サッカー・ラグビー場(名護市宮里2)で開催される。
主催は、名護市のラグビークラブ「やんばるラグビークラブ」。昨年9月に初開催し、今年で2回目となる同イベント。ラグビーを、地域の娯楽の一つとして見て楽しんでもらおうと開く。
同クラブ広報担当の宮城完爾さんは「ラグビーを体験するイベントはこれまで地域にもあったが、観戦を楽しめるようなイベントはなかったように思う。昨年は400人の参加があった。ラグビーを通して地元に貢献する取り組みとして、今年も多くの人に楽しんでほしい」と話す。
当日は、ラグビーフットボール協会の「九州トップクラブリーグ」第2節の試合を2試合行う。1試合目は、やんばるクラブと川南クラブ(宮崎県)、2試合目はコザクラブ(沖縄市)とおたくさクラブ(長崎県)が対戦する。ラグビー初心者も楽しめるように、試合中にルール解説も行うほか、やんばるラグビークラブのメンバーの顔写真入りパンフレットや2次元コード付きのルール解説も用意する。
そのほか、ハーフタイムショーとして「あい中央保育園」による「カンカラエイサー」の演舞を行うほか、飲食をしながら観戦できるように、市内の居酒屋「居酒屋将」「えんまる」、キッチンカー「イナホファーム」が飲食ブースを出店する。目標来場者数は500人。
宮城さんは「今回の試合は、当クラブにとって全国大会出場が懸かっているため、絶対に負けられない試合。当クラブはバックスのポジションが強く、展開力が強み。チームの調子は良いので、いつも通り平常心で勝利を目指したい」と意気込む。
「地元では市内高校が花園に出場するなど盛り上がりも見せているが、名護でのラグビー競技人口が増えてほしい。ラグビーの街としての知名度を高めたい」と語る。「初めてラグビーを観戦する人でも安心して楽しむことができるので、グラウンドに遊びに行くような気軽さで来てもらえれば。臨場感やラグビーの迫力を見てほしい」と呼びかける。
10時開始。入場無料。